大博覧会概要
「子どもと舞台芸術大博覧会」の始まりは、1999年、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で開催された「子どもと舞台芸術-出会いのフォーラム」です。
全国各地の公立文化施設の事業担当者や文化行政担当者、教育関係者、舞台芸術創造団体、地域の文化団体などで実行委員会を構成。舞台関係者が横断的につながったことが特徴的でした。
目的は①子どもたちに舞台芸術体験の機会を提供②関係団体で情報交換と交流を図り、パートナーシップの構築③子どもための舞台芸術の振興並びに地域の文化環境つくりへの寄与、の3点を掲げました。
毎年、オリンピックセンターで5日間前後の期間で開催、参加する子どもと大人が、当日各プログラムを楽しむ姿に加えて、地域の文化団体が、出会いのフォーラムでのプログラムを持ち帰り、自分の地域で実践するなど、子どもの文化環境つくりへの足掛かりの場としても定着していきました。
開催から20年。2018年に「子どもと舞台芸術大博覧会」に名称が変わりました。
目的を①多種多様なプログラムで、あそび、舞台芸術体験の魅力を社会に発信する②“子どもの豊かな成長のために、地域(生活圏)でのあそび・舞台芸術体験が必要”と考える大人のネットワークを広げる③舞台関係者が一堂に集い、鑑賞・体験・シンポジウムを通して、これからの文化芸術のあり方を学び合う、の3点といたしました。
より一層のプログラムの充実、ネットワークの広がりを図り、来場者も10000人ほどを迎えるまでになりました。
2021年3月には「第20回アシテジ世界大会/2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル」との同時開催にて、東京と長野県で実施。
2021年7月には、東日本大震災より10年を迎えた宮城県で実施。
2022年の甲府市に続き、2023年新潟、2024年岡山と開催が決まっています。
今後は、日本中すべての子どもたちに、あそび・舞台芸術体験のアクセスチャンスを広げる ために、全国各地で開催してまいります。